2011年6月15日水曜日

放射線のリスク評価:2005年03月   

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-03-06

難しい!とりあえずさっと読んでみましたが、ポイントはこんなところでしょうか?間違いがあったらご指摘ください。
ポイント
1.一般公衆10万人に平均1mSvの被ばくが起こると、この放射線起因の生涯がん死亡数は5人と計算される。日本のがん死亡は全死亡の約1/3から、1mSv被ばくによりがん死亡は約1/3+5/100,000になる。
2.遺伝的影響は重篤な遺伝性疾患のリスク係数0.5/mSv、重篤な多因子性疾患のリスク係数0.5/mSvを併せ、計1/mSvと評価されており、表4では、1万人・Sv当たりで100となる。ただし、同2001年報告書では、リスク係数が減少する方向で改訂されている
3.妊娠8-15週の胎児被ばくに伴う健康影響として重要な、確定的影響と見なされる高線量・高線率における精神的影響のIQ低下は30IQ単位/Sv、また、重篤な精神遅滞の生ずる確率は0.04/Svと評価している。

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