2011年6月30日木曜日

午後にも汚染水をメガフロートに移送

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210630001.html

ついにメガフロートの出番!切羽詰まって来たでしょうか?1万トンの余裕があるそうで・・・

原子力安全・保安院の西山英彦審議官更迭 「ほっとしている。休みがなかったから」

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20110630-00000437-fnn-bus_all

この一大事に女性問題を取り上げる雑誌もタイミングを考えろと言いたいですが、辞めさせる方も辞めさせる方でしょう。世の中に清廉潔白な人間はそうそういません。仕事とプライベートは分けて考えるべきだと思います。仕事で失態を冒したら責任を取るべきでしょうが、そうでもないことでちょくちょく辞めてたら誰が責任を取るのかわからなくなってしまうでしょう。・・・あ、もしかしてそれが狙いか。いずれにしても本人は喜んでるんでしょうね。私は原発に関わっている責任者は一人も辞めさせてもらいたくはないですけどね。一生かけて責任を果たしてほしいんですけどね。

2011年6月29日水曜日

CTBT高崎観測所データがもたらす困惑と疑惑

http://beltix.blogspot.com/2011/05/ctbt.html

CTBT高崎観測所について調べてたらこんなブログを見つけました。怖い内容ですが1カ月たった現在では受け止めざるを得ない事実です。やっぱり感受性は相当高いんですね。

地元・福島の町長「原発の安全神話を過信した」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110629/lcl11062908550000-n1.htm

あえて書かせていただきますが、ここまで来てさらに原発に頼ろうとする姿勢はとても了解できるものではありません。周りの市町村にもどれほど影響を及ぼしているか分かっているのでしょうか?確かに一気に脱原発とはいかないでしょうが、少なくても福島県は原発から離れる覚悟が必要ではないでしょうか?中心になって関わってきた市町村の首長がこう思っているのであれば、福島第一の5.6、福島第二の再稼働はあり得るのかもしれませんね。危険を承知で再稼働するのであれば当然責任は発生しますね。

「脱原発」反対が9割超、九電株主総会

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110629-OYS1T00162.htm

結局のど元過ぎれば熱さを忘れる、対岸の火事ってことなんでしょうか?実際30km圏内にいる人も賛成なんでしょうからね。原発って本当に恐ろしいものです。

福島第一原発、循環注水冷却を再開

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110628-OYT1T00896.htm

やきもきしますねえ。また再開したそうです。計算では毎時16トンだった汚染水の増加が毎時2トンになるそうですね。

2011年6月28日火曜日

水産庁のストロンチウムの検査が酷すぎる件について

http://katukawa.com/?p=4684

こんな意見もあります。危なく水産庁の発表をうのみにするところだった。
あぶねえあぶねえ(;一_一)

循環注水冷却系概略図

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110628_01-j.pdf

期待の循環注水冷却装置です。なんかすごそうだけどうまく進まないですね

東京23区内の焼却灰等の放射能測定結果

http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/oshirase230627.pdf

結構な値が検出されてますね。飛灰の方が濃度が高いのは当然で、だからと言って危ないというわけではないと思ってます。東京でこうであれば福島は?知りたいところです。後はこれをきちんと処理していただければいいですけど。

水産物のストロンチウム測定結果について

http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/sigen/110627.html

4月に採取したひたちなか沖のコウナゴ、銚子沖のマイワシ、カタクチイワシの放射性ストロンチウム、セシウム、ヨウ素です。ストロンチウムが検出されなかったというのは良かったですね。

検査した全員が内部被曝…福島県民200万人調査へ

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_fukushima__20110627_94/story/27fujizak20110627007/

やっぱり内部被ばくしてますよねぇ。ま、0ってことはないのは分っているのであとは続かないこと。それにしても今計ってこのぐらいってことは直後はどれだけあったんでしょうねえ。私も吸ってたんだろうなあ。

2011年6月27日月曜日

高崎CTBT放射性核種探知観測所での測定結果

http://www.cpdnp.jp/pdf/110624Takasaki_report_Jun19.pdf

6月11日に何があったかというと

>6月11日午後0時42分、2号機原子炉建屋内の環境改善のため、局所排風機の運転を開始しました。

http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2011/htmldata/bi1558-j.pdf

環境に影響ないわけではないんですね。人体に影響ないかもしれないけど・・・
それにしても高崎CTBTの感度は抜群ですね。

汚染水処理施設、27日にも本格稼動

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4760828.html

ようやく再稼働。とにかくこれが動かないと先に進めない。

谷垣氏「原発再稼働は必要」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110625/stt11062517040005-n1.htm

う~ん。この与野党ともに原発再稼働の流れ・・・まあ福島第一第二よりはいいんでしょうけどね。

前原前外相「急激な脱原発はポピュリズム」 首相を批判

http://www.asahi.com/politics/update/0626/TKY201106260180.html

私も急激な変化はまるで日本全国をこの震災被害に会わせるようなものだと思います。しかし変革にはある程度のスピードがなければ結局何も変わらないということになるのでは?とにかく何年後までにこうなるという「行程表」が必要でしょう。そうでなければ結局原発推進にしか見えない。

3号機プール水 強アルカリ性に

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110626/t10013772391000.html

やることはいっぱいありますね。とにかく循環型の冷却システムを築き上げること。まだまだかかるんでしょうね。

2011年6月24日金曜日

福島市一斉測定放射線値 驚愕\(◎o◎)/!

http://bousai.city.fukushima.fukushima.jp/info/h23-jishin/kankyouhousyanousokutei/zensiisseisokutei/view

ついに来ました。飯野で6μSv/h以上、渡利で4μSv/h以上!!このままいけば基準値は簡単にoverします。後はどこに避難するだけかだと思うんですけどね。

もともとの環境放射線値

http://www.geosociety.jp/uploads/fckeditor/hazard/2011/daishinsai/20110412imai/Radiation-m2.gif

福島や新潟、広島などはなんで高いかわかりますけど、名古屋近辺は日本列島ができてからずーっと高いそうです。内部被ばく以外はこれを参考にしてもらえれば・・

2号機屋上に無人ヘリ墜落、操縦不能で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110624-00000482-yom-sci

うわ~!\(◎o◎)/!それは勘弁して下さいよ!テロかと思った・・・ホントに大丈夫だったんでしょうねえ( 一一)

海水浴場の放射線暫定基準、飲料水より厳しく

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110623-00000914-yom-soci

>海水浴が日常生活に不可欠ではないことから、被曝(ひばく)量を可能な限り低く抑えることが望ましいと判断した。

この文章、どう考えてもおかしいですよね。日常生活に不可欠な飲料水だからなおさら低く設定するのが普通だと思いますよね。

これ、着眼点を水の立場にしてみればわかります。海水の基準が普通で、飲料水は日常生活に不可欠なので、条件を厳しくすると足りなくなっちゃうために高くしているということなんですね。特にお子さんがいらっしゃるご家庭では飲料水も今回の海水を基準にした方がいいかもしれませんよ
(^。^)y-.。o○

いわき市の水道水の放射性物質はこちら

福島第1原発:東電社員の父持つ小6の手紙 全国から反響

http://mainichi.jp/life/edu/maishou/archive/news/2011/05/20110518kei00s00s011000c.html

この手紙に対する反響がこれです。
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110623k0000e040017000c.html

子供たちだからこその率直な意見が書かれています。
今までこのような議論がされてなかったことの方が問題です。

県が7月にも処分法の指針 住宅地側溝の汚泥や落ち葉

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4147&mode=0&classId=0&blockId=9858846&newsMode=article

ようやくですか・・とにかく子供たちが行きそうなところ早くきれいにしましょうよ。

もんじゅ炉内落下の装置、引き抜き完了

http://www.asahi.com/national/update/0624/OSK201106240001.html

良かった!成功したみたい。あとは安全に停止してくれれば・・・

2011年6月23日木曜日

福島第一原子力発電所プラント状況

http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2011/htmldata/bi1580-j.pdf

1号機、2号機は注水量をだいぶ減らしているようです。安定していると思っていいんでしょうね。依然として3号機は減らせないでいます。汚染水の移送にも四苦八苦してます。なんとか浄化装置がうまく稼働してくれるといいですね。

子ども全員に積算線量計 近畿大が川俣に

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9858433&newsMode=article

単純に第一原発からの距離からとか行政区単位でなく、むしろこのように個人や家庭ごとに測定し、個別に対応するほうがよりいいですよね。そして行政任せでなく、各個人、家庭で被ばくを減らす努力をすべきでしょう。

2011年6月21日火曜日

福島第1原発:東電が測定値訂正 二重扉開放後の線量

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110621k0000e040071000c.html

こっちも間違いでよかったね(^^ゞ とりあえず私にはリアルタイムでチェックする方法があったので安心していたんですが、ただ急上昇したからと言って、窓占めて家に閉じこもるぐらいしか術はないんですけどね。

福島第1原発:汚染水浄化、運転停止原因は線量の計測ミス

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110621k0000m040096000c.html

いや~間違いでよかったね(^^ゞ でも間違っていること自体心配なんですが。リアルに試行錯誤しているのが伝わってきますね。こればかりは嘘のない情報なんでしょう。

ホットスポット避難開始 伊達の一部 14世帯46人

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110621-00000012-khk-l07

ついにホットスポットの避難が開始されました。これが現実的対応だと思うんですね。たとえ遠くの場所でもホットスポットであればちょっと離れた別の地区に転居するというのが個人の負担も軽く済みます。個別にこまめに測定し、結果で判断するのがよいでしょう。単純に距離だけで色分けしたり、数か所計って市町村単位で避難していたんではあまりにも現実離れしています。

4号機プール底部の鋼製支柱設置作業完了

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110620_04-j.pdf

不安定だった4号機プール底部の鋼製支柱設置作業が完了しました。今までは今度大きな余震が来たら不安なほど不安定だったらしいです。一歩一歩進んでますね。

2011年6月20日月曜日

中央台の環境放射線値(H23.6.20)



頑張って一周してきました。気になるのは徐々に高いところと、徐々に下がってきているところ、突然下がったところがあることですね。とりあえず自分なりの考察を加えてみます。


徐々に高くなってきているAは山際です。山肌が見えており背の高い草むらになっています。風に運ばれてきた放射性物質が吹き溜まり、また山から雨水に乗って流れ落ちてきたりしみこんで来たりしているのではないかと考えました。しかし、同じように高くて山肌のBは今回は下がってました。今回は清掃作業で道路わきの背の高い雑草が刈り取られていたことが関係するかもしれません。Cは住宅街の中のアスファルトに囲まれた地点です。以前は高い時がありましたが、徐々に低下傾向です。アスファルトの放射性物質が洗い流されているんではないでしょうか。以前低かったDですが背の高い雑草が生い茂っており、それに伴って高くなっている印象があります。依然高かったんですが、今回下がっていたEは高台で、歩道わきの街路樹や雑草がきれいに整理されていました。あくまでも自分なりの印象ですのであてにしないでくださいね!

二つのプールから水流入、4号機の燃料溶融回避

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110619-OYT1T00558.htm

それにしても綱渡りですね。4号機といい、もんじゅといい・・・これが技術に裏打ちされたものならいいんですが、偶然、ラッキー(*^^)v、に見えてしまう。こんなことで全地球に影響するようなパンドラのふたを開けていいのか?!逆に一度開けてしまったからもう戻せないのか・・・いろいろ考えますね。

これはすごい!!GPS付き測定機!

http://mini.fukushima-nct.ac.jp/fuseken2/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=82

布施先生の最新兵器!!GPSに連動して値を表示できる優れモノです。まあ数値は参考値らしいですが十分ですね。

2011年6月19日日曜日

福島第一原子力発電所2号機 二重扉解放中!!

http://www.tepco.co.jp/cc/press/11061901-j.html
ただ今解放しています!要注意!!
いわきはここでチェック!!
http://mini.fukushima-nct.ac.jp/fuseken2/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=67

米中西部の原発一帯で洪水 当局、不安解消に躍起

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110618/amr11061818360005-n1.htm

アメリカでも!level4というニュースもありましたが違う基準のものらしいですね。やはり自然の力にはかなわないですね。

ガイガーカウンターの機種による差

私は普段FJ2000を使っているんですが、今回BS2010を借りることができましたできましたので使い比べてみると結構差があるんですね。BS2010は小数点2ケタまで計れて、約10秒毎に表示が変わります。これを使ってみるとかなり環境放射線値には波があるということがわかります。たとえば私の部屋に数分間置いただけでも0.14~0.36mSv/hまで変化します。環境放射線値というのはそういうものだということを頭に入れておかなければなりませんね。我が家の部屋を計りまくるとFJ2000では0.3前後でしたが、BS2010では0.18~0.24程度でした。0.3だとちょっと心配しますが、0.2前後だとずいぶん安心感が違いますね。今夜はBS2010を持って測定に出かけてみようと思います。


福島原発以上に危険性のある高速増殖炉『もんじゅ』で今起きていること

http://getnews.jp/archives/109213

調べてみるともんじゅも大変なことになってるんですよね。6月23日にも工事が入るのでちょっと心配。我がいわき市は400km以上離れているので直接の影響はないようですが、関東は挟み撃ちになりそう。調べれば調べるほど原発って綱渡りだったんですね。

2011年6月18日土曜日

「福島第一原発の安全装置は8年前に外されていた」原口氏が衝撃の告発

http://news.livedoor.com/article/detail/5605632/

これが本当ならやはり責任は自民党ということになります。私としては作ったのも自民党、壊したのも自民党と考えてます。民主党も責任はあるでしょうが、期間を考えれば80%ぐらいは自民党の責任じゃないんでしょうかねえ。

ガイガーカウンターの原理を知る!

http://bit.ly/jpEFtm

KEK 野尻美保子先生ご提供のスライドです。ガイガーカウンターの原理と使用上の注意がとてもわかりやすく書いてあります。ありがとうございます。

約19日周期の大気循環

http://www.kek.jp/quake/radmonitor/GeMonitor9.html

放出された放射性物質は北半球の大気循環によって16から19日の周期で4回にわたって飛来したものが見えている可能性があるそうです。まあ、現在はほとんど降下物は見られないということですが、やはり大きな出来事なんですね。

<原発事故>定検で停止中の原発、政府が再稼働促す

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110618-00000029-mai-soci

いよいよですね。急には無理だということは分っていますが方向として脱原発を確認してほしい。

2011年6月16日木曜日

中央台の環境放射線値(H23.6.16)


もう大きな変化はないですね。傾向として、あくまで印象ですが・・
1.アスファルトの道路に囲まれたところは低い。
2.土に挟まれたところは高い。
3.新しい草薮は高く、刈り取ってあると低い。

4号機、使用済み燃料プールに新たな注水施設を!

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110615_03-j.pdf

何にしろ前に進むことはいいことです!これでコンクリートポンプ車ともお別れですね。
それにしてもこの写真、もろに青空が見えちゃってますけど、これはこれで衝撃ですね。

仏アレバ社の浄化装置、稼働成功!

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110615_02-j.pdf

本日低レベル汚染水にて試験稼働したところセシウムが激減したそうです。やったね(^O^)/
何とか20日までに稼働出来ますように<(_ _)>
そして大雨も降りませんように!

福島&茨城産牛乳がND(不検出)な理由(Togetter):風評被害に注意

http://togetter.com/li/142577

以前に書いたとおりもう原乳からはヨウ素もセシウムも検出されておりません。それでも牛乳は怖いので飲まない方がいいと言う方がいます。この現状でも牛乳を危険と考える理由はおそらく次の2つだと考えられます。

1.検査のデータが信じられない。
2.検出されないほどの放射性物質が含まれており、これも危険である。

こうなってきますと、国や研究機関が信じられないということですので、どんなデータや情報を提供しても安心できないということです。もうすでに「危険」ありきの状態ですので、あとは時間が解決するしかないでしょう。

いま、あたかももうすでに危険なものを摂取させられたと考えてる方も多いと思いますが、本当にそうでしょうか?20年、30年たってがんになるか?白血病になるか?残念ながらこれはだれもわからないし、果たして何%の危険があるのかさえわからないのが現状です。そんな中でも各機関が測定して安全だというものを市場に流通させています。これを危険と判断してしまうと安全なものはなくなってしまいます。

以前に書いたように危険を感じるのには個人差がありますし、飲みたくない、食べたくないという自由は当然尊重されるべきだと思います。しかし、安全と標ぼうされているものを、危険だから飲むべきじゃないと回りを巻き込むのは風評被害以外の何ものでもありません。

紹介したページにもありますように、酪農家の方々は必死に安全な牛乳を作ろうと努力されています。当然汚染された餌や水などは使わず、その結果検出されないものだけが出回っています。それまでも危険とレッテルを張ってしまうのは酪農家の方々を苦しめるばかりでなく、栄養の偏りにもなりかねません。

アレルギーの方が摂取できない食物をとらないように、危険と思う食物は食べない自由は当然確保されるべきですが、安心して摂取しようとしている人を再度不安にさせないよう、配慮は必要だと思います。

2011年6月15日水曜日

上原春男氏記者会見 主催:自​由報道協会

http://live.nicovideo.jp/watch/lv53276438#1:


福島第一原子力発電所・3号機の設計者でプレート式冷却装置の開発者でもある上原春男・元佐賀大学学長の記者会見です。
上原氏は政府と東京電力でつくる事故対策統合連絡本部の会議にも出席。冷却対策を提案しています。


ちょっとだけのぞき見しましたが、印象的だった発言がいくつか
・メルトダウンの結果土の中に燃料が埋まっている可能性がある
・冷却しないと20年30年後まで放射能が出続ける
・全電源を失っても大丈夫なように設計してあった
・科学に絶対ということはなく、絶対安全ということもない
・震災後ただちに提案した冷却装置をつけるべきだった
・直後に危険があっても命がけでつけるべきで今の日本人にはその覚悟がないなんて信じられない
・がれきの山があろうが水がたまってようが日本のすべてを結集し、つけられたかどうかなんて問題ではなくつけるべきだった
・もう原発はなくなるだろう


印象としては原発は事故が起こったら大人数で命がけで修理に向かう必要があり、その覚悟がない日本人は情けないということです。
つまり、日本人には原発を使う資格がない!


・・・・・全く何を言ってんだか。日本をここまで苦しめといて・・





福島原発事故:2011/3/17現在において小児甲状腺ブロックは不要です

http://akkie.mods.jp/311care/%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%94%B2%E7%8A%B6%E8%85%BA%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%83%85%E5%A0%B1

甲状腺腫の予防は安定ヨウ素剤だけではないとのことです。まず現在の状況では考えなくてもいいらしいですね。

ポイント
1.食事中のヨウ素量の多い日本では、通常の食生活を行うことで十分にヨウ素を摂取できており、無用なヨウ素剤の服用等は避けるべきと思われます。
2.チェルノブイリ事故で生じた小児(0-7歳)の平均甲状腺線量は0.15-3.10 Gy
3.現状の空間放射線率では機能低下症を引き起こすまでの組織破壊は起こすことはあり得ないと言ってもよいと考えられます。 

放射線のリスク評価:2005年03月   

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-03-06

難しい!とりあえずさっと読んでみましたが、ポイントはこんなところでしょうか?間違いがあったらご指摘ください。
ポイント
1.一般公衆10万人に平均1mSvの被ばくが起こると、この放射線起因の生涯がん死亡数は5人と計算される。日本のがん死亡は全死亡の約1/3から、1mSv被ばくによりがん死亡は約1/3+5/100,000になる。
2.遺伝的影響は重篤な遺伝性疾患のリスク係数0.5/mSv、重篤な多因子性疾患のリスク係数0.5/mSvを併せ、計1/mSvと評価されており、表4では、1万人・Sv当たりで100となる。ただし、同2001年報告書では、リスク係数が減少する方向で改訂されている
3.妊娠8-15週の胎児被ばくに伴う健康影響として重要な、確定的影響と見なされる高線量・高線率における精神的影響のIQ低下は30IQ単位/Sv、また、重篤な精神遅滞の生ずる確率は0.04/Svと評価している。

「福島原発のリスクを軽視している」 「安全説」山下教授に解任要求署名

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000005-jct-soci

山下先生は長崎市生まれの被曝二世で、身をもって経験したリスクを伝えたいと思っていたのでしょう。しかし、先生の講演を聞いたから、避難できなかった、もしくは避難が遅れたと思っている人は結構いると思います。山下先生の言いたいことは100mSvとかという数字のことじゃないんじゃないかと思っているんですが、確かに講演のまとめを読むと現地の人にとっては腹立たしい内容に聞こえたんでしょう。私はどちらの気持ちもわかるので難しいところです。

2011年6月14日火曜日

子ども3万4千人に線量計配布 保護者不安で福島市

http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061401000228.html

福島市の子供3万4千人に線量計を配布するそうです。線量計っておそらく医師やレントゲン技師が胸につけてるあれだと思うんですが、あれ、意外と忘れちゃうんですよね。お子様がつけていられるかなあ。それと内部被ばくは計算できないので別に注意が必要だと思います。ですが目的が保護者の安心のためなので、おそらく一定の効果は期待できるのではないかと。いずれにしても福島と郡山の市長さんには頑張ってもらいたいです。

セシウム吸着装置、低濃度汚染水で試運転開始 本格稼働は17日午後

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000557-san-soci

やりましたね!何とか汚染水が溢れ出す前に本稼働できそうですね。
ちなみに注水量は1号機 5t/h 2号機 5t/h 3号機 11t/hですか 21t*24hで504t/dayです。処理能力が1日1200tだとおつりが来ますが・・・・雨水、大丈夫でしょうね!

汚泥処理プラント問題(Togetter)

http://togetter.com/li/148840

セシウム入りのごみや汚泥の処理方法が話し合われています。

ポイント

1.Csは、概ねCsClほか、イオン性化合物として存在していると予想されますが、特定は無理でしょう。800度程度のスラグ炉では、気化するものもでてきます


2.セシウムはきわめて水溶性の高いアルカリ金属ですので、排気を水に通してしまえば多くが吸着される可能性が高いです


3.汚泥処理施設で、放射性物質を捕まえるのがいい


4.今回放出された放射性セシウムは半分が半減期30年のCs-137で、もう半分が半減期2年のCs-134です。ですから、10年後には放射能は半分以下になります。

海水浄化装置が稼働=試運転は想定能力以下

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110613-00000147-jij-soci

海水からセシウムを吸着し70%前後減らすという触れ込みでしたが・・・う~ん、20~30%だそうで・・・まあ、こっちはそんなに期待していないんですが、むしろ本番は明日から試運転と言われている、たまり水の浄化装置!こっちも思ったほど効果が出ないと言われちゃうと汚染水はどう処理すればいいの?

2011年6月13日月曜日

中央台の環境放射線値(H23.6.13)


今日も一周してきました。最近は特に下がりもせず、上がりもせずといったところなんですが、部分的に上がっているところも!自分なりに考察してみると、最近伸びた雑草のあるやぶの近くが高いような気が・・・稲などの植物にセシウムを取り込む力があることは分っていますが、生命力の高い雑草であればなおさらなのでは?ですから高く伸びた雑草の中のセシウムからのγ線を近くからキャッチするために高くでるのかなあ?であれば雑草を刈り取ることはいいことですね。

海水ではまだまだI-131は検出されてます!

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110612i.pdf

大気中にはほとんど見られないI-131ですが、海水には検出されるようです。ということは新たに漏れているということですね。近場のヒジキ、海藻にはずいぶん取りこまれているんだろうなあ・・・でも生物学的半減期も8日だそうですので、数か月前のものであれば大丈夫!なんでしょうけど・・

県民の内部被ばく線量調査、0~5歳児優先へ

http://www.minyu-net.com/news/news/0612/news5.html

0~5歳児優先ということですが、いくつか問題が。
ホールボディーカウンタですから、健診者に来てもらわなければならないと思います。県内に何か所設置するのか?あまりバックグラウンドが高いところでは不正確にならないか?また、あまり時間が経過すると自然と低下してしまうと思うんですが、立ち上がるまでどのくらいの時間がかかるのか?
とにかく検査できるということは一段階進んだということだと思います。素直に評価したいところです。

過去50年の水産物のストロンチウム

http://katukawa.com/?p=4569

三重大学 生物資源学部 准教授 勝川先生のブログです。過去50年の水産物内のストロンチウムのトレンドです。やはり1960年代には高かったんですね。私などは知らず知らずに骨まで食べてましたが・・・今回どうなるかは今後の調査報告待ちでしょうが、やはり骨を除くと80%程度は除去されるそうです。

2011年6月12日日曜日

東京都江東区のグラウンドから1kg当たり2300ベクレルものセシウムが!

http://www.news-postseven.com/archives/20110612_22808.html

「東京都江東区のグラウンドから1kg当たり2300ベクレルものセシウムが検出されました。これは福島県内の小学校の校庭に匹敵する汚染レベルです。またこの場所では、0.25マイクロシーベルト/h以上の放射線量も計測されています」


この文章を読んでの感想2つ
1.福島県内の小学校に匹敵って・・・じゃあ福島県内はいいの?
2.我々は高いということを前提にいろいろと対策を講じているけど、都内や関東には調べてさえいないホットスポットがあるのか?じゃあ気を付けている我々とどっちが危ないんだろう・・

最終処分場、福島県内に=放射能がれき処理で-環境次官

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011060900647

県知事は大反対しているそうですが、かといって他の県に最終処理場を作るわけにもいかないでしょう。2chでも「いままでさんざん金もらってたんだから・・」という非難が見られます。あまりにも大きなつけですね。

高濃度のストロンチウム検出 福島第一の地下水や海水

http://www.asahi.com/national/update/0612/TKY201106120181.html

空気中には飛んでいないのは分っていましたが、おそらく海には出てるだろうなあと思っていました。ストロンチウムはおそらくそれほど遠くまで流れず、海底に沈むんでしょうから、近場の深海魚はダメってことでしょうね。半減期は29年ですか・・・今後どうなるか要注意です。

2011年6月11日土曜日

中央台の環境放射線値(H23.6.11)


もうなかなか下がりませんね。だいたい同じ程度の値です。
ちなみに私のFJ2000はγ線のみ対象ですのでほぼ正確な数値じゃないかと思ってますが、
万が一と思って今日はアルミホイールを巻いて計ってみましたがほぼ同じでした。

現場での暑さ対策!

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110610l.pdf

大変ですねえ。重いし・・・エアコン入れられないでしょうかねえ。

水産物についての質問と回答(放射性物質調査)

http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/index.html

水産庁のページです。
自分なりのポイント
・週一回表層、中層、底層のサンプリングをしている
海産魚の放射性セシウムの濃度は5~100倍程度に濃縮されることがあり、周囲の濃度に左右される。
淡水魚については、海産魚に比べて放射性物質の排出に要する時間が長い
・回遊魚は水揚げ港にてチェックしている


とりあえず安心して食べましょうか!

二号機の二重扉解放へ

http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110611k0000e040019000c.html

2号機は水蒸気がこもっていて調査も作業もできないでいました。放射性物質を取り除いたうえでドアを開放し、水蒸気を外に逃がして湿気を除くそうです。ほとんど問題ないとのことですが、なんとなくこっちも慣れてきているのが怖いですね。いずれにしてもだらだら続くんだったらスパッとやってもらっちゃった方がいいような気はします。

久しぶりに福島第一の現状

http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/etc/threemonths.html

福島第一の現状です。まだまだ先が見えないと言いながらも、何とかコントロールだけはついているのかなあと。やはり今後は汚染水の処理が問題でしょうね。結局貯めるだけ貯めて、ヨウ素分が減ったら上澄みを廃液・・・なんてことは勘弁してくださいね。それと意外と落ち着いていないのが4号機。進んでないですね。もしかして使用済み燃料って人が近づけないのかな?

太陽光発電に向けて

http://www.higashinihon.ne.jp/images/taiyoukouhatuden.pdf

今後はやはり太陽光発電!いわきは日照時間が長いのでなおさらいいのでは?ということで私も導入を検討していますがなんといっても被災中!工事はまだまだ先でしょうね。

太陽光発電をご検討の方、こんな風に設置するらしいですよ。

2011年6月10日金曜日

ペットボトルによる放射線の遮断作戦

http://www2.schoolweb.ne.jp/weblog/data/0710015/e/a/667258.pdf

橘小でペットボトルに水を入れて教室を囲むことで放射線値を減らすことに成功しました。「新ヤシマ作戦」だそうで、なんとセンスのいいネーミング!これなら自宅でも可能かもしれませんね。

2011年6月9日木曜日

静岡にて福島の今までを考える。

静岡出張中です。ここにはあの有名な浜岡原発があります。菅総理が止めたので現地の人は一安心かと思ってました。
会場に向かうタクシーで運転手さんに聞いてみました。「浜岡原発、止まって一安心でしょ?」「うーん、俺らはいいんだけどね、困ってる人たちもいるんだよね。原発の熱を利用して、養殖してる人たち、大変らしいよ」
そうなんですよね。原発って発電するだけじゃないんですよね。何も無かった田舎に原発がくる事によって、人が住んで、仕事がうまれ、街ができて、もっとたくさんの仕事が出来て、街が大きくなって…もう原発は街そのものなんですよね。
でも、今回、原発というものがなんだったか、私たちは身を持って知る事が出来たんです。原発によって多くのものを失ってはじめて分かったんです。
原発じゃないとダメだっていう人が依然としてたくさんいます。クリーンエネルギーがいいと言うと、「太陽光発電は雨が降ったらダメだ」「水力発電は日照りになったらどうする」「風力発電は風が吹かなかったらダメだろう」
…言ってて矛盾に気がつかないのだろうか?雨が降れば水力発電、天気が良ければ太陽光発電、夜だって風が吹けば風力発電、そして足りないところを火力発電で補えばいい。
せっかくの出張なんですが、そんな事を考えて過ごしてました。

2011年6月8日水曜日

いわき市で反原発デモが開催、大手メディアが報道しなかったデモの写真30枚

http://monaken.livedoor.biz/archives/52044637.html


ちょっと前の記事ですが反原発デモがいわき市でありました。結構人が集まったんですが、なかなか大手マスコミは報道してくれなかったようですね。ほかの種類のデモでも、マスコミの恣意的な報道規制というのはあるようで、なかなか伝わりにくいのかもしれません。紹介します。

2011年6月7日火曜日

環境放射線値は計った方がいいの?

最近ではすっかり趣味が環境放射線値測定になってしまった私ですが、私の仲間はさらにUSBカウンタを使って福島県の複数の場所でリアルタイム測定を行っています。
http://mini.fukushima-nct.ac.jp/fuseken2/
私もFBなどに自分で測定したデータをアップしていますが大きく分けると反応は2つになります。

1.測定してくれてありがとう。今度は自宅に来て測定してください。
2.大きなお世話です。そんなに大きな値が出るはずがありません。風評被害の元になります。

確かに一部専門家の間では一般の素人が測定すると絶対値として不正確になるといわれており、私たちのデータが正確かといわればう~んと首をひねるしかありません。では不正確なデータであれば測定しない方がいいでしょうか?

私個人として環境放射線値を測定している理由は3つです。
1.国や行政の発表している値が本当のデータなのかどうか。
2.日々測定することによって環境放射線値が下がっていることを確認して安心したい、もし再び事故があって急上昇するような場合には早くそれを知りたい。
3.いろいろな場所を計ることによって危険な場所を見つけたり、安全な場所の傾向を知りたい。

確かに1960年代には今よりも環境放射線値は極めて高く、当時排出されたプルトニウムが全世界に散らばっているらしいのですが、当時はこんな知識もなく、今思えば何も危険を感じずに生活し、その結果今の数十倍の放射性セシウムを取り込んでいたようです。(過去の日記参照)それでもそれによって健康を害されたりがんになったりを実感せずに今迄暮らしています。そういう意味では環境放射線値を計らないで、じたばたしないでありのままを受け入れて暮らすのが幸せなのかもしれません。

しかし、残念ながら我々は放射能が今回の事故で広範に放出され、そしてそれは人体に危険を及ぼすかもしれないということを知ってしまっているのです。もう今さら1960年代の知識には戻れません。そうであれば今の状況がどうなっているかを各個人で把握し、それによって対策を図り、知識を深め、より安心した生活を送れるよう努力すべきではないか、少なくともわたしはそう思っています。

「君子危うきに近寄らず」、とはよく言ったものですが、残念ながら今回の事故はその範囲を超えてしまっているのです。であれば、次の格言は「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」と行きたいと思うのです。

我が家のホットスポット

我が家のホットスポットを探してみました。庭のあちこちで計ってみたところ、0.3~0.5μSv/h程度でした。そこで今度は2階ベランダに出て排水孔の直上で計ったところなんと2.7!1mずれたベランダ上では0.2と低く、さらにベランダの手すり上では0.1でした。そこで同じ排水溝の埃がたまっているところにおいてみるとなんと1.3!ベランダの埃というのはかなり高濃度だということがわかりました。ちなみに同じベランダの隅でも軒下で埃がないところは0.2、埃があっても室外機の裏など雨に濡れないところは0.1でした。雨水が流れるところにある汚泥は要注意ですね。皆さんもベランダでお子さんを遊ばせたり、ベランダに素足、靴下で出ちゃったりは要注意ですね。洗濯物が飛ばされて、側溝に落ちてたらどうしましょうね(T_T)
5月15日 

本当の経過: 原子力安全・保安院の発表

http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan040/siryo1.pdf

ここまで細かくデータがあるんであれば、当時からある程度のことは分ってたんだろうなあ。それを黙ってる方もつらいだろうけど、せめてSPEEDIのデータぐらい公表すべきだったな。今となっては受け止めるしかない報告書です。

2011年6月6日月曜日

原乳 | 福島県の食品の放射能調査データ

http://atmc.jp/food/?s=i131&q=8478c&a=7&d=21

ごらんのとおり、ほんとにいろんなデータを載せてくれてます。今日はよく聞かれる「牛乳を子供に飲ませて大丈夫なの?」ということについてのデータを紹介します。

少なくとも福島産の原乳には現時点では含まれていません。またチェルノブイリで問題になったのは牛乳に含まれていた放射性ヨウ素であり、それを子供たちが大量に摂取したために甲状腺がんを発症したと言われていますが、放射性ヨウ素の半減期は8日間、2~3か月でその影響はほとんどなくなるとも言われており、現時点では心配しなくてもいいのではないかと考えています。
放射性セシウムに関してはそもそもそれほど含まれておらず、私個人としては摂取しても数か月で外に出ていくのでたとえ含まれていたとしてもそれほど影響はないのではないかと思ってます。

それでも子供が飲んでいいか、自分の子供だったら?と言うことになると話は変わってきます。「安全」ということとは別の「安心していいかどうか」ということが問題になるからです。やれるだけのことをやってやりたいというのは親心。そうであれば安全だと思う産地のものを選んで飲ませるのがいいでしょう。ただ、被災地にいる我々ですので、福島のことも考えなければなりません。そこで私は積極的に大人は地産地消と考えていろいろ食べてます。どうでしょうか?こんな風に考えてみては?

そもそもがんとは何か?-被ばくで何を恐れるのか?

http://tnakagawa.exblog.jp/15670696/

東大病院のチームナカガワのページです。被ばくによって何がおこるのか?がんの危険はどのように考えればいいのかということを解説してくれています。

ポイントは2点
1.>100ミリシーベルト以下の被ばくでは、がんは増えないということではなく、放射線被ばくよりはるかに発がんに影響を与える生活習慣のなかに、被ばくによるリスクが「埋没してしまう」のです。
2.>被ばくは少ないに越したことはありません。ALARAの原則(as low as reasonably achievable)が言うとおり、放射線被ばくは「合理的に達成可能な限り低く」が大前提です。


くれぐれも「100mSvまで大丈夫!」という意味ではないことに注意。このニュアンスが伝わるかなあ・・・

2011年6月5日日曜日

Prof. Ben Monrealの講義スライド

http://ribf.riken.jp/~koji/monreal.pdf

東大、野尻先生のtwitterから参照させていただきます。
これは原子力の初歩から今福島で何が起きているのか?スリーマイル。チェルノブイリとどう違うのか?非常によく説明されております。わかりやすい!やはり基礎を知ることが理解の近道なんですね。

注:野尻先生から補足が書かれています。併せてお読みください。
http://nojirimiho.exblog.jp/13171172/

2011年6月4日土曜日

福島県 による海水及び海底土壌の放射線測定結果

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/06/04/1306875_0604.pdf

海水が高いのは久ノ浜や相馬など近場ですが、海底では勿来沖でも数千BqのCsが検出されてますね。まあ覚悟はしていましたが(T_T)でも本当に知りたいのはSrの値なんですけどね。Csはなんとなく食べてもそれほど影響はないかなあと思ってますがSrは心配。

福島第一原発、24時間診療へ…労災病院の医師派遣

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=41377

もう、ただただ(T_T)
医者ひとりが聴診器を持って行って24時間診療体制を確立って・・・各大学病院が労災病院に派遣している若手医師を引き揚げなければいいですけど・・・
きっと医者じゃない方か、医師免許を持っていたとしても診療をしたことのない人のアイデアなんだろうなあ。

2011年6月3日金曜日

福島県環境放射線モニタリング調査(学校等)結果について(速報)

http://www.pref.fukushima.jp/j/monitaring.school0601.pdf

本宮市の 学校等の環境放射線モニタリング結果

http://www.city.motomiya.lg.jp/uploaded/attachment/2707.pdf

中央台の環境放射線値(H23.6.3)

久しぶりにアップします。全体的に低下傾向だと思います。特に南側は低くなりました。まだ高めなのが北側の高いところや高台の一部ですね。必ずしも風通しのいいところが低いとは限らなくなってきました。

6/2 ゴジてれChu!I 放射能測定実験

昨日夕方のゴジてれChu!Iで二本松の放射能測定実験が放送されていました。アスファルトの上でも屋根があるところよりもないところの方が高く、またアスファルトの継ぎ目の上ではさらに高いとのことです。また、土面の方が高い傾向にあり、雨水が通る側溝の泥、落ち葉は極端に高いようでした。しかし、側溝の汚泥は除去することによりすぐ低下しました。自動車は外と中に差がなく、窓を開けて走っても変化は見られませんでした。コンクリートの遮蔽はもっとも有効で、ビルの奥に入るとほとんど正常値でした。また同じ二本松でも岳温泉は極めて低く、ちょっと離れただけでもずいぶん違うもんだなあと思いました。
とてもわかりやすくていい番組でした。

「冷温停止するまでが、私の責任だ」

菅首相がなんとが不信任案を否決に持ち込み、記者会見でこのように表明しました。私は別に菅首相を辞めさせたいとは思っていませんし、時間をかけて政府を組み換えるくらいならこのままある時期までは続けて成果を上げてほしいと思ってます。
どうやら与党野党問わず多くの代議士が菅首相にやめてもらいたいと思っているらしい。しかし総選挙はできない、そこで一定期間を過ぎて退陣するのであればいったん引こうという流れだったようですが、なかなか菅さんはしたたかでしたね。確かに今一番求められているのは冷温停止。それで一つの区切りになるのは間違いありませんが、果たしていつになるのか?私はもしかしたら次の党首選を迎えても停止できていないのではないかと考えています。まあ閉じ込めることに関してはある程度進むことは間違いないと楽観的に考えていますが、それでも年内にすべての原子炉を冷温停止にすることは難しいんじゃないかと。そうであればむしろ今回の不信任案否決で菅首相の寿命は延びたのではないかと思います。場合によっては次の任期までも持ち込むように狙っているのでは?逆に今回引導を渡されたのは結果的に小沢さんだと思います。
そんなわけで素直にいま私は菅さんを応援しているのですが、一つお願いが。辞めたくないからと言って冷温停止のチャンスをむざむざ引き延ばすことだけはやめてほしい。もし年内に冷温停止になるのであれば正々堂々と総解散でも、党首選でもおこなえばいいので。途中で投げ出す今迄の首相よりはよほどいいですよ。

朝生での青山氏の説明

朝生での社民党の福島みずほ氏の危険あおり発言に関しての青山繁晴氏の説明がわかりやすかったと思います。癌になるリスクやほかの病気になるリスクも放射能だけでなく、他のリスクファクターもある、放射能を下げるためにほかのリスクを抱え込むのがいいかどうかを総合的に考えるべきだ。よくも悪くも環境放射線のリスクは閾値がなく直線的なのであれば、ちょっと下げてもリスクは0にはならない、そうであれば環境放射線値を疎開などにて下げなくても、他のファクターを下げれば総合的にはより安全に近づくということです。

2011年6月2日木曜日

じつはもっとヤバイ:河野太郎氏ブログより

http://www.taro.org/2011/06/post-1019.php

万が一東電がつぶれたら六ヶ所村の開発もヨーロッパの倉庫代も払えないということになります。こんなに切羽詰まった状況にしたのはいったい誰なんだ!

魚類のストロンチウム検査開始 水産庁、海藻検査も強化

http://www.asahi.com/national/update/0601/TKY201106010259.html

もっとも心配しているのがこれです。いわき市に住んでいるものとしては、魚はもとより、貝類、海藻類、うになんかも心配なんですよね。ストロンチウムに関しては魚の骨に移行していますので、結果がでるまでは骨は残しましょう。目光のから揚げを頭から!なんてのができるのはいつの日かなあ・・・

2011年6月1日水曜日

測定データで見る「過去の出来事」:50年前はもっともっと汚染されていた!!

http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food/dekigoto.html#01

よく言われていることですが、1950~60年代は大気内核実検が何度も行われており、世界中とんでもなく汚染されていたそうです。ストロンチウムとセシウムの降下量のグラフをお示しします。これを見ると我々の祖父、父母はそんな環境の中、我々を育ててくれたということがわかりますし、私たちもそれと知らずに現在より高濃度の放射性物質を吸い込み、汚染された食物を食べ、こうして生きているのです。そこから推し量って今のリスクを正確に感覚として認識しなければならないでしょう。

世の中にある危険というのは放射能に限ったことではありません、ちょっと前には化学物質での環境汚染が問題になりましたし、電磁波や騒音、異臭、あるいは経済的困窮なども risk factorの一つです。放射能だけを抜き出し、過剰に怖がることによって、それ以外のriskをしょい込むのはtotalで考えればいいことではありません。

悲しいことですが放射能に汚染されてしまった現在、その中でいかに健康的に生活していくか、私たちがさらに汚染されていた日本で育ってきたように、私たちの父母が育ててくれたように、私たちもこの環境の中で子供たちを育んでいけるように考えるべきでしょう。避難するのも一つの選択肢ではありますが、必ずしもそれがベストとも限らないと思っています。

ストロンチウム/セシウム比は低い!

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/15/1304935_0412_1.pdf

専門家の方々のお話ですとストロンチウム/セシウム比は低いそうです。これはセシウムが高くても毒性の強いストロンチウムは少ないということを示しています。ちょっといい話ですね。

聞き逃せない片山氏の発言

朝生を見ててどうしても気になったので書き起こしてみます。自民党の片山さつき氏の発言です。

「福島県の面積全体に太陽光パネルを敷くと日本の電力はかなり、それでだいたい、とんとんになるんですって。福島県の面積に1ミリも漏らさずに太陽光パネルを敷けるかと・・・」

分ってます。たとえて言っているということは。福島県に敷くと言っているわけではないんですよね。ただ、福島県に生まれて、福島県で暮らし、そして今回の被害にあったものとしては「東京のためにこんな目にあったのに、今度は福島県の意向も聞かずに勝手に太陽光パネルで埋め尽くそうとしている。放射能で住めなくした上に、残った土地を使ってさらに日本中の電力を作ろうとしている!」とひねくれて受け取っちゃうんですよね。そんな発言をしているのにその場の人たちも気にも留めない。たとえそれが福島県のためになることだとしても、もう中央に振り回されるのはまっぴらです。福島のことは福島が決めるべきではないか。札束に目がくらんだ結果が今なんですから、本当に福島のためになるように我々も真剣に考えるべきだと思います。