2011年9月28日水曜日

福島県の魚 9/28:今後も要注意!

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon230920-26f.pdf

たとえばアイナメ、カスベ、カレイなど高いですね。今後ですがおそらく山に降り積もったセシウムが川を流れて大きな河口に堆積するんではないかと。そうなると河口のそこにいるアイナメ、カレイ、ヒラメ、スズキなんかはしばらく影響を受けるんじゃないかと心配してます。今後高くなってくるのか、下がってくるのかじっくり観察しなければなりません。

セシウム飛散、250キロ以遠にも 群馬の汚染地図公表

http://www.asahi.com/national/update/0927/TKY201109270600.html

 文部科学省は27日、航空機を使って測定した放射性セシウムの蓄積量について、群馬県の汚染マップを公表した。東京電力福島第一原発事故によって飛散した汚染の帯が、250キロを超えて広がっていることが分かった。


いわき市が低いのは奇跡としか言いようがないですね。

2011年9月27日火曜日

日本人は一日何Bqのセシウムを食べていたか

http://twitpic.com/6qzgid

もう私などはセシウムを食べて成長してきたと言ってもいいくらい!!その頃は気にしてませんでしたからねえ。今より幸せかな?

2011年9月26日月曜日

福島第一原子炉圧力容器下部温度 9/1-9/26の推移:hayano先生より拝借

http://twitpic.com/6qqx7d

順調に下がってきてます。時々みかけるコメントに「もう地下に溶け落ちちゃってるので下がって当たり前、だからと言って落ち着いているとは限らない」というものがありますが、そうであればなぜ温度が上がったり下がったりしていたか?逆に水量を下げれば上がってあげれば下がるんですから格納容器内もしくは圧力容器下部にかなりの量があるのは間違いないかと思います。確かMOX燃料の融点は2700℃程度、この温度では間違いなく固形の状態ですので、溶け落ちてしまっているというのは当たらないのではないでしょうか?また逆に圧力容器下部の温度が100度以上になるということは水じゃないものが入っている証拠です。溶けた燃料が圧力容器下部、一部格納容器内で固まって熱を発していると考えるのが自然では?

高速増殖炉の実用化研究、凍結へ もんじゅ管理費は維持

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=21096&blockId=9891947&newsMode=article

 東京電力福島第1原発事故を受け、菅直人前首相、野田佳彦首相は、原発に頼らない社会を目指す方針を示した。将来のエネルギー政策が決まらないため、文科省は原型炉の次の段階の実証炉の研究予算を大幅削減し、事実上、開発を凍結する。


とりあえず、もんじゅは開発中止ですね。しかし年間200億は継続。止めるに止められないということですね。これが原子力です。

2011年9月24日土曜日

<二本松産米>市長「東電に怒り」 緊急会議で迅速公開表明

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110924-00000015-mai-soci

一方、二本松市で開かれた緊急対策会議には、県、同市と地元JAの関係者、集荷業者など約30人が出席。三保市長は東電に怒りをぶつけ、「食の安全を確保し、生産者を守る対策を取る。本検査を徹底して実施し、結果は迅速、正確に消費者に公開していく」と述べた。【種市房子、結城かほる】


二本松市の方々には大変申し訳ないんですが、状況から考えられることだったと思います。ただ、ここにも示したように、もっとも高い年から2年で5~10分の1になってます。大事なことはとにかく正確な測定とデータ公表、そして土壌の改良だと思います。日本にはそれだけの技術があります。もっともやってはいけないことはデータのねつ造や秘匿ではないかと考えます。米農家の皆さんには同じ価格で買い上げ、むしろセシウムを除去できたと考えるべきでしょう。

配管内、ほとんど水素か=「爆発恐れなし」見解変えず―福島第1原発事故

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110924-00000053-jij-soci

「着火源がないので、直ちに爆発のリスクが高いとは言えない」と述べた。


分るんですけど、この「ただちに」って言葉がもう怖くて怖くて(^^ゞ

2011年9月22日木曜日

放射性ヨウ素 南方向でも高い濃度

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110922/k10015763101000.html

>東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性ヨウ素の汚染の広がりを示した地図が公表され、原発の北西方向だけでなく、南方向にも比較的高い濃度の汚染が確認されました。


子供たちを避難させといてよかったなあと思いますが、それでも一過性であればまあ半減期からもそれほど心配ないのかなあと。チェルノブイリとの決定的な違いは、あっちは分らないで(あるいは確信的に)放射性ヨウ素を含んだ牛乳を長期間子供たちに飲ませていたことで、それにより甲状腺がんが増えました。日本ではすぐに原乳は止まりましたし、吸入だけではさほど影響はないのではないかと思ってます。それでも健診はやってもらった方がいいですね。

福島県の魚 :へち釣りはだめですよ!

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon230913-16f.pdf

ウスメバル,エゾイソアイナメ,クロソイ,コモンカスベは釣っても食べてはいけません。よく釣ってたんですけどね~~

2011年9月21日水曜日

花火中止は当たり前!:またまた武田教授

http://takedanet.com/2011/09/post_e6d6.html




>1. 「福島の川俣町」と言えば福島でかなり汚染されているところと考えなければならない、

2. 川俣町の一部が国の汚染地域の指定より放射線が低いといってもそれは「花火」という製品とは無関係、

3. 国の基準がトリプルスタンダード(1年1ミリ、1年5ミリ、1年20ミリ)で適応範囲(福島県だけ?愛知県は?)も時期(暫定と言ってもいつまで?)も不明、

4. 国の基準を下回っていると言ってもなぜか数値は言わない、

5. 福島原発から漏れた80京ベクレルをどうするのかの基本政策がない、


全然花火と関係ないことじゃないですか?つまり武田教授は福島県のものはどんなふうに作られたものでも、あるいは通ってきたものでさえ危険だ!と言ってるに等しいんですが・・・危険の根拠がないことはご自分だとは思わないんですね。


>ひどい日本になったと感じます。本当に、こんなに理不尽なことが続けば「国民いじめ、子供いじめ、お母さんいじめ」が続くような気がします。

そっくりお返しします。あなたがその原因を作っているんです。




2011年9月20日火曜日

福島第一 建屋に地下水大量流入か 収束作業に難題

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011092090070619.html

> 東京電力福島第一原発1~4号機の原子炉建屋やタービン建屋地下に、一日数百トンの地下水が流入している可能性のあることが分かった。汚染水処理の実績などから計算すると、五万トン強まで減っているはずだが、実際には八万トン強も残る。東電も地下水流入の可能性を認めており、地震で建屋地下の壁が損傷し、流入していることが考えられる。今後の収束作業に影響が出そうだ。 




壁のひび割れから地下水が流入しているらしいですね。確かに考えられることでしょう。しかしそれも含めて減ってきているということはそれだけの処理能力があるということです。いずれにしても万が一燃料が建屋の下に抜け落ちても地下水で冷やされるので大丈夫なんだろうなあと思ってるのは素人の考えでしょうか?(^^ゞ

2011年9月19日月曜日

空間線量の5年予測図などをグーグルアースで見れます

http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/dojo/GE_time.php

福島土壌調査サイト公開中
空間線量の5年予測図などをグーグルアースで見れます 



年々下がっていくのが見られてちょっとうれしいですよ。
google earth plug-inが必要です。

岐路に立つエネルギー 原発立地県からの検証

http://www.minpo.jp/pub/former/topics/201energy/

こんな過去があったんですねえ。その頃はこんなに真剣に読まなかった。我々自身、反省すべきです。ちゃんと伝えてくれているマスコミもあるんですから。

新宿区:給食のサンプリング調査 ぜひこれを実施してもらいたい!!

http://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/seikankyo02_001004.html

まずは実際学校で出されている給食を子供たちの口に入る直前で調べる、これが最も正確で効率的だと思います。サンプリングであればそれほど手間も費用も掛からないのでは?ぜひ実施してもらいたいですね。

「山下俊一氏解任署名」の結果はたったの6607 解任は不可能

http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-38.html


>開始する時は「ジャーナリスト」なんかを集めて「記者会見」して、あんなに大騒ぎしたのににゃ。しかし最近では誰も集計結果を気にしていなかったように見える。あの「ジャーナリスト」たちはどこへいったのか?いちいち「記者会見」やらないとニュースにならないのかい?自分では取材しないのにゃ。開始当時の記者会見の様子は
http://iwakamiyasumi.com/archives/10433にある。

冷静に状況を判断し、だれが信用できることを言っているのか理解しようとしている方々が増えていくことはうれしいことです。山下教授がすべて正しいかどうか、判断はできませんが、少なくとも安全なところに身を置いて騒いでいる方たちよりは信用したいと思っています。

年内に「冷温停止」宣言へ

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110919-00000016-jnn-soci

> 福島第一原発の事故について収束に向けた工程表の改訂版が20日に公表されますが、その中身がJNNの取材で明らかになりました。この中で、政府と東京電力は、目標を前倒しして年内に「冷温停止」が達成できるという見通しを示すことにしています。

少なくとも炉内温度の推移をみると、おそらく前倒しで達成できるような印象がありました。しかし問題は遅々として進まない除染。市民はすでに自分たちでできることはやり始めていますが、除去した汚染土をどうするかさえ決まらず、先に進めないでいます。東電の仕事は進むが政府の仕事は進まないってことですね。

今一番欲しいもの:アイソトープモニター

http://www.berthold-jp.com/products/isotope/foodplant.html

検出限界が20Bq/kgと1Bq/kgとのこと。たとえば10Bq/kgだったら・・・悩みそうだなあ。大丈夫なのになあ。

明治公園のさようなら原発集会:こういうことって報道しないの?

http://p.twipple.jp/L6G2Y

6万人は数えてないのでわからないんですが、集会があったこと自体報道されませんね。やはり・・・・

やつらが隠してきたもの:河野太郎氏ブログより

http://www.taro.org/2011/09/post-1091.php

例えば、1978年11月2日に東京電力福島第一原子力発電所三号機で臨界事故が起きています。

日本で起きた最初の臨界事故だったとされています。操作ミスで制御棒五本が抜け、午前3時から10時半までの7時間半臨界が続いたと思われます。

しかし、この事故は発生から実に29年間も隠蔽され、1999年に起きた北陸電力の志賀原発一号機事故の調査に関連して東京電力から同様の事故が過去に起きていたことが経産省に報告され、事故発生から29年後の2007年3月22日になってようやく事実が公表されました。


こういうことを知ると今回の事故が起こるべくして起こった人災、いや組織災害だということがわかります。やはり電力会社は発電と送電に分離し、独占を辞めさせるべきですね。

2011年9月17日土曜日

こういう指示は出してはいけません(例)

http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/bousin/bousin2011_03/shijian.pdf



>8月26日に開催した防災指針検討ワーキンググループにおいて、鈴木外部委員より、3月13日にスクリーニングの結果に応じて安定ヨウ素剤を服用することを原子力災害対策本部に対して原子力安全委員会よりコメントを送付しているとの発言があった件について、当該資料「指示(案)」を掲載しました。

【コメントの経緯】
○ 3月13日10時17分に原子力災害対策本部から原子力安全委員会に対してスクリーニングの実施に関する指示(案)について、コメント依頼がありました。
○ これに対して、原子力安全委員会から原子力災害対策本部に対して別添のとおり、指示(案)に手書きで修正・追加をしたコメントを3月13日10時46分に回答しました。


これが実際出されたFAXだとしたらどう読んだらいいか迷いますよね。そして中身もちぐはぐ。私たちも仕事上、FAXで連絡、指示を出すことがあるかと思いますが、こんな指示を出すと間違いのもとです。



2011年9月16日金曜日

各都道府県等における水産物放射性物質調査結果(時系列版)

http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/pdf/110915_result_jp.pdf

ほとんどが規制値以内。引っかかるのはアイナメ、カスベ、カレイ等の根魚とアユなどの川魚。そして北海道、新潟など日本海側は測定限界以下、太平洋岸でもイカ、タコ、エビ、シラスは測定限界以下。うわ~、海鮮丼食べて~~(^O^)/

【提言】ベクレル表示さえすれば東北の農家は助かる:武田教授のブログとその検証

http://takedanet.com/2011/09/post_d2fd.html

東北の農作物や酪農品の90%以上は汚染されていません。しかし、販売店で「東北産」とか「岩手産」と表記されていれば、消費者はイチかバチか「汚染されていないだろう」として買うことはできないのです。

あれ?いつの間にか東北の農作物や酪農品の90%以上は大丈夫ということになってますね?先日東北のものはすべて汚染されていると言っていたばかりなのに・・・子供や母親を焚きつけておいて、お母さん方がそう考えているなんて責任転嫁を。。。もしかしてご専門は法律でしょうか?

ちなみに
>東京にある「外人向け」のスーパーはすべてベクレル表示がついています。外人は具体的な安全を求めているからで、誤魔化そうとしなければ表示は可能なのです。

これに関してはここで検証されています。
いいなあ、適当に嘘を書いても何も責任を取らなくていいということは。。。

2011年9月14日水曜日

落ち葉取り除けばセシウム9割減 森林の除染に手がかり

http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY201109130629.html
落ち葉を取り除けば、森林の地表では最高で9割の放射性セシウムの汚染度を減らせる――。こんな調査結果を、文部科学省の研究チームがまとめ、13日に公表した。福島県は7割以上が森林で覆われている。東京電力福島第一原発事故による広大な汚染地域の除染の見通しは立っていないが、取り組みを進めるうえで手がかりになるという。


そして元の資料

なるほど。後半の絵による説明はわかりやすい。

うちの庭も嫁が落ち葉と苔を除去してたなあ。あれは有効だったのか。

弘前大、サマリーでNp-239の検出を記載するも本講演では訂正

http://www.jstage.jst.go.jp/article/geochemproc/58/0/67/_pdf/-char/ja/

やっぱり検出されなかったようで。私も時々やっちゃうんですが、見切り発車で抄録書いちゃって本講演で訂正。

各都道府県等における水産物放射性物質調査結果(時系列版)

http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/pdf/110913_result2_jp.pdf

最新版が出ました。
アイナメ、カスペ、カレイなどとワカサギ、ウグイなどに極端にCsが高いものが検出されていますね。それ以外にはほぼ検出限界未満もしくはやや検出ぐらい。
魚が食べられるということはうれしいことです。

プルトニウムは福島の空を飛んだのか?

twitter上でこんなやり取りがありました。

池上彰「プルトニウムは飛ばない。今あるのは水爆実験由来のもの」→上杉「じゃあ飛ぶんじゃないですか」それから池上さんは口聞いてくれなくなったby上杉隆 


じゃあ飛んでいたのか?


それは温度が全然違うもの。水爆に格納容器や圧力容器ないし。
原爆って250万度とか、なんですよね。プルトニウムの沸点が3000度
つまり実測値としても検証としても、原発の爆発くらいではどうにも飛びようがない、核実験レベルの温度までは達しようがない
うーん、私はチェルノブイリの実測から小さいな、と思ってるだけ。もっというと福島は Sr がほとんど大気中に飛んでないから、さらに温度は低いわけですよ。


つまり原爆と違って今回の事故では温度が低いので気化していないので飛びにくいと!チェルノブイリは格納容器がなく、蓋もあいていたので福島とはそもそも違うということかな?


詳しくはこちらを!

SPA「飯舘村で大量のプルトニウムを検出」の顛末!

まずはこれを!

http://nikkan-spa.jp/56272

結局プルトニウムに核変するネプツニウムが大量(?)に飯舘村で発見されたということですが、それに対して東大野尻先生がtwitterで反論。

http://togetter.com/li/187350
http://togetter.com/li/187523

要するに
1.元ネタが古い!
2.プルトニウムそのものは検出されていない!
3.>いずれにしても Np239 は半減期2日で Pu 239は半減期 2万年なので、もとが 何千Bq あってもPu にすると 0.001 Bq order とかかと思いますので、ご心配なく。


こんないい加減なあおり記事で商売にする雑誌、マスコミは存在自体が福島に対する攻撃になっているということを自覚してもらいたい!

公共用水域等の環境放射線モニタリング調査結果(速報)について

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1820/2011/09/1820_091310.pdf

ダム、湖、川の水はもう大丈夫そうですが、川底の土は結構出てますね。そのつもりで・・・川魚、湖の魚はしばらく様子見でしょうね。

TBS「震災報道スペシャル 原発攻防180日間の真実」における報道についての東電の反論!

http://www.tepco.co.jp/cc/kanren/11091301-j.html

マスコミ対東電 う~ん、面白い戦いだ!
そろそろ東電の反撃が見られるか!

2011年9月13日火曜日

9/13-14にセシウム吸着装置を停止し保全工事

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110912_04-j.pdf

サリーの方はそのまま稼働しているそうです。さすが国産!優秀ですね(^^)v

ダッ!ダッ!脱・原発の歌

http://www.youtube.com/watch?v=QsnnCWSX-hU&feature=related

制服向上委員会のみなさんのうたです。デモではずいぶん使われているそうですね。

フランス:原子力関連施設で爆発「放射性物質の漏出ない」

http://mainichi.jp/select/world/news/20110913k0000m030115000c.html?inb=yt

良く読むと、これ本当に安心してていいの?もしかして結構やばいんじゃ・・・

この施設は、原子力庁の研究センターや仏電力公社の子会社の核廃棄物処理会社などが運営し、原子力発電所の使用済み核燃料からMOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物)を抽出する再処理関連施設。仏原子力関連企業大手のアレバ社などもこの施設を利用しているという。

2011年9月12日月曜日

核関連施設で爆発、死傷者も=「放射能漏れなし」―仏南部

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000126-jij-int

>【パリ時事】フランス南部ガール県マルクールの原子力関連施設で12日午前11時45分(日本時間午後6時45分)ごろ、爆発事故が起きた。仏テレビによれば1人が死亡、4人が負傷した。うち1人は重傷という。AFP通信によると、仏原子力庁(CEA)報道官は「現時点で外部への放射能漏れはない」と語った。


外部への放射能漏れがあるかないかなどはこれから明らかになることです。「現時点では」というセリフ、聞き覚えがありますね。日本、フランスと原発大国での相次いだ事故、これは世界的な変革のきっかけになりそうです。


追記:低レベル放射能を帯びたごみを焼却する施設らしいです。そうであればまあ環境にはそれほど影響ないか・・・。

汚染水処理進み注水増検討へ

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110911/k10015531051000.html

>このため、東京電力は、原子炉への注水量を増やす余裕ができたとして、原子炉の温度を100度以下に継続して保つ「冷温停止」を実現するため、今後、どれだけ注水量を増やすか検討を始めることにしています。


漏れ出す心配がなくなったため水量を増やして冷温停止に持っていくということですね。年内に達成できそうだと思ってるんですけどどうでしょう。

2011年9月10日土曜日

一号機のカバー用鉄骨完成!

http://www.tepco.co.jp/en/news/110311/images/110910_1.jpg

いよいよ覆われますね(^O^)

ちなみに一号機と三号機はすでに100℃以下。使用済み燃料プールはすでに安定冷却されており、だいぶ進んできてますね。

2011年9月9日金曜日

被曝事故医療の専門家が埼玉県で反省の集い:その2

> 福島第一原発で放射線、放射能漏れを伴う事故が起きた場合、南相馬市立総合病院や双葉厚生病院など初期被曝医療機関に指定されている5つの病院が初期被曝医療に対応すると取り決められていた。ところが、地震、津波でほとんどの医療機関が診療を行うことができず、震災翌日の3月12日に避難区域が「原発から20km圏内」へと拡大された結果、3つの初期被曝医療機関がこの避難区域に入ってしまった。震災直後から現地入りした放射線医学総合研究所緊急被曝医療研究センターの富永隆子氏によると「被曝医療機関として汚染のある患者を受け入れた医療機関がほとんどない」という状況となった。

そんなことは地元ではわかりきっていたことで、逆にちょっと考えれば誰にでも分かることです。たとえば50km離れた私でも「原発が爆発したら逃げるしかない」と思ってましたから。まさか逃げることさえできなくなるとは思っても見ませんでしたが・・・(^^ゞ

被曝事故医療の専門家が埼玉県で反省の集い

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/report/201109/521472.html

いくつか言いたいことはありますが、一番先に言いたいことは「福島で開け!」と言うことです。

>「東京電力福島第一原発事故は、私たちの想定を超す過酷事故となってしまった。これまでの地元医師会の医師らとの交流会では、過酷事故は起きないと説明してきた研究会の幹事の1人として、真摯に反省するとともに、福島県の皆様には心からお詫びしたい」

 第15回放射線事故医療研究会は、大会長である鈴木元氏(国際医療福祉大学クリニック院長)の基調講演の冒頭、自らの見込み違いを率直に認める発言での幕開けとなった。



私も地元医師会員として東海村の事故の後にも何度も講演会に行き、「原発は安全です」と繰り返し繰り返し説明を受けました。「そんなに安全なら東京に作ればいいでしょう」という意見は当然毎回出ましたが、「万が一の際の影響の大きさを考えれば離れたところに作るのがいい」とはなから矛盾の説明。誰一人納得なんぞは出来ず、それでも何も変わることはありませんでした。安全だと言って歩いた方々には当然何らかの責任を取っていただきたい。

セシウム137の致死量は0.1mgなのか?:武田教授への反論

http://togetter.com/li/185357

以前からなんですが、急性被ばくと慢性のものを区別できないんでしょうねえ。それなのにテレビ大好きだから立ち悪いなあ。

一関市長さんへのご返事 by 武田邦彦教授

http://takedanet.com/2011/09/post_d44c.html

このような現状を踏まえ、またお子さんのご質問が「東北の」ということでしたので、私も「東北」と答えていますが、これを「福島の」と言っても福島のすべての野菜がすべて汚染されているわけではありませんので、厳密性に違いはありません。外国人なら「日本の」と質問するでしょうし、お子さんが「東北」とお聞きになったのは適切と判断しました。


つまり汚染されていない野菜があることを知っていたうえでそれも含めてすべて廃棄しろと言っているわけですね。実際現在どんどん測定が進み、基準値どころか検出限界以下の野菜が大部分であることがわかってきているのですがそんなことはお構いなし。東北をひとくくりにして頭から汚染地域扱い、そしてそこで生産された野菜はたとえ放射能が検出されなくても毒物扱いということは学術的なんでしょうか?真剣にそう思っているのであればもうすでに科学者ではないでしょう。危険は危険として認識し、正確なラインを設けることが科学者のすべきことなんではないでしょうか?まあ、氏を科学者と考えていいかどうかも議論を要するところかもしれませんが・・・

2011年9月8日木曜日

米仏社製の汚染水処理装置、初の稼働率90%超

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110907-00000983-yom-sci

順調に処理能力が高まってきているようですね。9月中旬には汚染水の貯留量も安全域に達するとか。行程表通りに進んでいるようですね。

2011年9月7日水曜日

エネルギー政策 展望なき「脱原発」と決別を:私見を加えて

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110906-OYT1T01165.htm


 ◆原子力技術の衰退防げ◆

高性能で安全な原発を今後も新設していく、という選択肢を排除すべきではない。
中国やインドなど新興国は原発の大幅な増設を計画している。日本が原発を輸出し、安全操業の技術も供与することは、原発事故のリスク低減に役立つはずだ。
日本は原子力の平和利用を通じて核拡散防止条約(NPT)体制の強化に努め、核兵器の材料になり得るプルトニウムの利用が認められている。こうした現状が、外交的には、潜在的な核抑止力として機能していることも事実だ。
首相は感情的な「脱原発」ムードに流されず、原子力をめぐる世界情勢を冷静に分析して、エネルギー政策を推進すべきだ。

私の考えとしては、原発そのものが悪いとは思っていません。日本がこの状況になり、世界一の汚染水の処理技術を得た今、その技術を失うのは惜しいとさえ思っています。しかし、はっきりと言いたいのは安全性の確率されていない原発は廃止すべきだということ。安全に運営できるのであればあえて反対はしません。私の言う安全というのは、事故が起こらないなどという、今迄の原子力村のお花畑意見ではなく、事故が起こっても取り返しがつく原発ということです。どんなものになるかは全くわかりません。核種を変えるのか?海底や地底に作るのか?あるいは冷却方法を根本から見直すのか?とにかく想定外の事故や人為的事故、事件、テロなどがあっても取り返しがつき、使用済み燃料も安全に処理ができるということです。そんな技術を国が開発するのは決していやではありません。むしろ新しい技術の研究は積極的にすべきと考えます。

<読売テレビ番組>東北の農作物、健康壊す…中部大教授発言

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110906-00000100-mai-soci

武田教授は、地球環境問題で定説とは異なる主張を展開してから注目されるようになり、多くのバラエティー番組に出演し、著書を出版している。【湯浅聖一】

著者の印象が如実に表れている文章ですね。確かに私もそう思ってます。スキャンダル芸人やスキャンダルタレントと同じような芸風でしょうね。

2011年9月6日火曜日

ついに3号機温度も100℃を切りました!!

http://twitpic.com/6gafmg

スプレー式放水が始まった3号機でついに100℃を切りました。沸騰しなければ大気中にも放出されません。汚染水中にも少なくなります。よしよし、がんばれよ~~(^^)v

緊急時モニタリング検査結果について(福島県・穀類)

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon230904-05r.pdf

出ました。いわき市早場米!勿来NDでした!!よかったあ(^^)v

2011年9月4日日曜日

1~4号機近辺の海水検査結果

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110903n.pdf

131-Iが出ていないというのは、急性の反応は収まっているということなんでしょうね。また半減期51日のSr-89もかなり減っているというのは放出は当時のみだったんだろうなあと推察できます。Sr-90はかなり残ってますので要注意でしょうね。特に海産物の骨でしょうね。

スプレー式冷却の効果!3号機102.7℃

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/11090406_temp_data_3u-j.pdf

スプレー式冷却の効果があり温度はぐっと下がりましたね(^O^)ただ以前からの冷却水も継続しているので、そちらを少なくしてどうか?というところでしょうが・・・

2011年9月1日木曜日

3号機の冷却を効率化へ 燃料上部からの注水開始

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110901/dst11090115460020-n1.htm

炉心スプレー系では核燃料の真上からの注水が可能で、より効率的な冷却ができると期待されている。


ようやく始まりましたね(^O^) 効率が良くなって注水量が減るらしいです。1号機に続いて3号機も冷えてきました。

134-137-Csの(土壌濃度マップ

http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan066/siryo3-1.pdf

とりあえずわがいわき市は30k/m2以下ですね。これはようやく検出される程度の値でしょう。(下から2番目)でも北部海沿い高いので注意。

いよいよ本命!iPhoneではかる放射線値!!

Scosche RDTX pro 

それに関するtogetter

>1µSv/hの時の計数が約60cpmしかないので,低線量の場所では(普及型のガイガーカウンターと同様)極めて統計的変動が大きいことに注意(0.05µSv/hの場所では高々3cpmしかない. 統計誤差60%!)


低線量のところだと厳しいかも。福島県はおすすめとか(T_T)