2011年9月7日水曜日

エネルギー政策 展望なき「脱原発」と決別を:私見を加えて

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110906-OYT1T01165.htm


 ◆原子力技術の衰退防げ◆

高性能で安全な原発を今後も新設していく、という選択肢を排除すべきではない。
中国やインドなど新興国は原発の大幅な増設を計画している。日本が原発を輸出し、安全操業の技術も供与することは、原発事故のリスク低減に役立つはずだ。
日本は原子力の平和利用を通じて核拡散防止条約(NPT)体制の強化に努め、核兵器の材料になり得るプルトニウムの利用が認められている。こうした現状が、外交的には、潜在的な核抑止力として機能していることも事実だ。
首相は感情的な「脱原発」ムードに流されず、原子力をめぐる世界情勢を冷静に分析して、エネルギー政策を推進すべきだ。

私の考えとしては、原発そのものが悪いとは思っていません。日本がこの状況になり、世界一の汚染水の処理技術を得た今、その技術を失うのは惜しいとさえ思っています。しかし、はっきりと言いたいのは安全性の確率されていない原発は廃止すべきだということ。安全に運営できるのであればあえて反対はしません。私の言う安全というのは、事故が起こらないなどという、今迄の原子力村のお花畑意見ではなく、事故が起こっても取り返しがつく原発ということです。どんなものになるかは全くわかりません。核種を変えるのか?海底や地底に作るのか?あるいは冷却方法を根本から見直すのか?とにかく想定外の事故や人為的事故、事件、テロなどがあっても取り返しがつき、使用済み燃料も安全に処理ができるということです。そんな技術を国が開発するのは決していやではありません。むしろ新しい技術の研究は積極的にすべきと考えます。

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