2011年7月21日木曜日

牛肉と魚、どっちが安全?

海に山ほど放射性物質が流れ出てるので、魚は食べないで肉を食べようと思っていたらこの状況。いったい何を食べたらいいんでしょうねえ。私は田舎育ちだったので牛や豚、鶏などがどうやって育てられていたかわかってますし、海のそばに住んでますので、現在の海の状況もなんとなくわかっています。そのうえで私見を一つ。

牛肉は当時の稲わらを食べた牛が汚染されてるとのこと。稲わらに関してはほとんどが外に保管してあるでしょう。おそらく屋根付きの倉庫などに。ですからあの時期の稲わらはほとんど汚染されていると思ってもいいと思います。しかも3月に食べておそらく4月、5月に出荷されたもの。セシウムの生物学的なwash outは大体人間と同じと考えると3~4か月では?つまり一番高い時期にとさつされた牛たちが出回ってしまったんですね。同じく食べたとしてももうそろそろwash outされてきていると思いますので、来月以降にとさつされた牛たちはなんとなく大丈夫じゃないかと。また前から時々書いてるんですが、たとえ汚染された牛肉を食べたとしても一緒にカリウムを取れば吸収量は一定なので薄まるかなあ?8月になったらピーマンなどの野菜をモリモリ食べながら牛肉を食べてもだいじょうぶでは?まあ当然産地を確認して安全なところならなおさら大丈夫でしょうけど。

豚肉も危険!と思っている方も多いかと思いますが、豚は稲わらは食べないんですね。口にはいって飲みこんでしまっても主食じゃないのでそんなに量はとらないと思います。

鳥肉に関しては安い鶏肉はブロイラーなんでまず大丈夫でしょう。外て飼育した高級なものはちょっと心配。

ヒツジはどうかわかりませんけど、確か草をたべてましたよねえ。

さて、魚ですが現在いわき市沖の表層を流れている海水には検出されるほどの量はないそうです。また、ほとんど拡散してますので、いまあるとすれば第一近辺の海底にある海藻、藻、プランクトンを食べる根魚などが心配でしょうか?そんなものですから南から回遊してくる魚はまず大丈夫でしょう。この前アジとイワシに若干検出されたようですが、基準値以下ですから私は気にしません。さんまに関しても北海道で上がってしまえば影響ないかな?川魚や湖の魚はちょっと遠慮しましょう。

ただ、ここで要注意。マグロやクジラなどの魚は濃縮されますので半年から1年が危険!と読んだことがあります。さらにストロンチウムは骨に沈着してしまうとなかなか出ていきませんから、魚の骨は残しましょうね。「骨せんべい」や「骨酒」、おいしそうですけどしばらくはやめとこう。

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