2011年5月30日月曜日

内部被ばくの恐怖!現代ビジネスの記事より

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/6318

これだけ見れば4700人以上も内部被ばくしたのか!?と読めてしまいますが、もともとのニュースはこれです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110521-00000017-mai-soci

作業員から内部被ばくが見つかったケースが4956件あり、うち4766件はその作業員が事故発生後に福島県内に立ち寄っていた


「人」ではなくて「件」と書いてあるところに注目。一人で複数回検査を受けることもあるとも書かれていましたし、通常、一度目で正常値であれば再検査することはなく、異常高値であれば正常化するまで何度でも測定するでしょう。ですから福島に立ち寄った4700人と考えるのは早計と思います。


むしろ私としてはこのニュースが今頃話題になるほうがショックでした。柿沢氏の衆院予算委員会での質問が5月16日の16時頃だったと記憶しているんですが、私の中では大ニュースで自宅に帰ってからネットにひっついて検索しまくったんですが一切ニュースになってないんですね。ソースがないのに聞き覚えだけで書き込むわけにもいかないでいたら、ネットに載ったのが21日ごろ、世間の注目度ってこんなもんなんだなあと思った記憶があります。


時間を経てよくよく考えてみると、確かにあの時点で外にいればI-131を吸引することは考えられますし、半減期が短く、2~3か月で影響がなくなることを考えると騒ぎになりずらいのでしょうが、当時近くにいたものとしては深刻です。まあ、このようなニュースも原因や経緯、そして今後の予後などがある程度わかれば安心できるのですが。とにかく「恐怖」に対し「安心」するためには正確に状況を把握できることが一番です。

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