2012年1月4日水曜日

1.1 朝まで生テレビを見て

郡山市から放送された朝まで生テレビを見た感想を。

1.与党議員が最初から影が薄い。あまりにも発言に重みがない。
2.森議員が一生懸命なのはよくわかる。しかしあまり与党の責任追及にのみ走ると足の引っ張り合いにしか見えない。
3.高妻教授の発言は控えめだが的を得ている。特に山本太郎氏に「何Bq以下なら安心して食べられますか?」との質問は今の危険煽りの方々に是非考えてもらいたい質問である。
4.最も印象に残ったのか郡山在住の方の発言で「放射線リスクのみがリスクではなく、生きていくためのさまざまなリスクのうちの一つでしかない。我々残っている市民は放射線リスクが0か100かではなく、その間を自分なりに判断して決断して残っている。今の問題は避難したくてもできない人、したくないのに避難を余儀なくされている人、そして避難した人と残った人の間に軋轢があることだ」確かにそうである。
5.山本太郎氏は感情論だけでなく、具体的にどのくらいなら安全、どこからが危険ということを自分なりに考えてから発言してほしい。その上で、子供と一緒に福島県で暮す決断をした親の気持ちを考えるべきである。
6.ネットでは田原氏に対して責めるような意見も見られるが、現在、いろいろなマスメディアの番組でこれからの福島を考えた番組作りをしているのは田原氏だけである。他のマスコミはあの時どうだったとか、誰が悪かったなどと後ろ向きな内容ばかりで、かえって現在の福島県の問題がおきざりになってしまっているということに気づくべきである。県民や避難の方々も感情的な発言をしても何の解決にもならず、むしろ建設的な要求を出すべきだと考える。
7.一貫して福島県が前に出てこない。県知事しかり、県議しかり、県庁しかり。

私の印象としては田原氏は山本氏、上杉氏を理解しながらも反対の意見を持っていると思う。対極の意見をもつもの同士を常に議論の場に上げる姿勢は十分評価したいと思っている。

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